健康

世界初 シンガポール 甘い飲み物の広告を禁止

世界初!シンガポール砂糖含有量が高い飲み物の広告を禁止

シンガポール保健省のエドウィン・トングは砂糖を多く含む飲み物がテレビ、ラジオ、雑誌、新聞、オンラインで広告されなくなるということだ、と述べた。

保健省の調べによると、シンガポールでは18~69歳の国民のうち、11%が糖尿病の問題を抱えており、先進国の中では米国に次ぐ最高水準だ。その中でも、少数派のマレー系とインド系の住民の間で特に深刻な問題となっている。

これらの規定は国の糖尿病を減らす助けとして設けられる、とトングは述べた。シンガポールは更に、多くの砂糖を含む飲み物に高い税金をかけることにし、砂糖含有量が非常に高い飲み物を完全に禁止することを検討している。

彼は更に新しい規定が、シンガポールの人々が何を飲むかに関してより良い選択をするのに役立ち、飲料メーカーが製品に使用する砂糖を減らすようになることを期待すると述べた。

2018年の調査によると、シンガポールの人々が毎日消費する小さじ12杯の砂糖のうち半分以上を飲み物から摂っていることが分かった。同国は飲料メーカーに砂糖の使用を減らすように促しているが、飲み物の一部には依然として250mlあたり小さじ8杯もの砂糖が含まれている。

1日当たり250ml摂取すると、糖尿病になるリスクが最大26%増加するという。

日本の糖尿病医療費は世界第5位

世界で糖尿病人口がもっとも多い国の順位は(1位)中国(1億1,400万人)、(2位)インド(7,300万人)、(3位)米国(3,000万人)となり上位3ヵ国だけで2億人を超えている。

日本は2015年の調査では世界ランキングの9位だったが、2017年の調査では上位10位から外れた。

糖尿病の医療費が多い国の順位は、(1位)米国(39.5兆円)、(2位)中国(12.5兆円)、(3位)ドイツ(4.8兆円)、(4位)インド(3.5兆円)、(5位)日本(3.2兆円)となっている。

糖尿病関連の医療費は約83兆円(7,270億ドル)で、2015年から8%増加し、世界の主な国で全医療費の12%を占めている。糖尿病の医療費の負担は世界的に増大しているが、糖尿病を予防する為に費やされる予算は不足している。

世界の2人に1人が糖尿病の診断を受けていない

糖尿病を発症している可能性が高いにも関わらず、検査を受けて糖尿病と診断されていない人の数は全世界で2億1,200万人(49.9%)にのぼる。つまり世界の糖尿病有病者のおよそ半分は自分が糖尿病であることを認識していない。 適切な糖尿病の治療を続けていれば、脳卒中、失明、腎臓病、足病変といった合併症の多くは予防することが可能だが、そのためには早期必要となる。糖尿病は初期の段階では自覚症状があまりみられない病気なので、1年に1回以上は糖尿病の検査を受けるべきである。

糖尿病はコントロール可能な病気

  • バター、マーガリンやドレッシング、揚げものや油炒めなどはカロリーが高いので注意。
  • 調味料や香辛料、ハーブ類などバリエーションをかえることで飽きのこない食事にする。
  • 野菜、海草、玄米、麦ごはん、キノコ類などから食物繊維を積極的に摂取する。
  • 主菜をとりすぎる場合は、おかずの量に注意。
  • 基本は、朝・昼・晩の食事をきちんととることです。間食はなるべく控える。
  • コーヒーや紅茶にはなるべく砂糖は入れないように、どうしても入れたい方は、代用となる人工甘味料を使う。
  • 職場での昼食は、なるべくなら弁当持参する。コンビニのお弁当よりぐっとカロリーを控えることができます。
  • 外食をするときは、和食や和風の定食をとることを心掛ける。

日本も、砂糖含有量が非常に高い飲み物の広告を禁止する世界第2の国となるかもしれません。世界は美味しいもので溢れているけど病気にならないため、日々私たちは自分の口に入れるものの選択をし、自分の健康を守っていく必要があるのだと考えさせられます。